2005年05月06日
放送禁止歌 「差別」
前回は部落の概要を説明しました。
今回は部落差別の概要を。
具体的な部落差別を挙げると
一般の男性と部落民の女性が結婚するという話になり
男性の親に報告すると家督を譲らないと言われ
泣く泣く女性が身を引く……
これは岡林信彦の手紙という歌の要約ですが
調べればこのような事例が山ほど出てきますし、
この歌詞は事実を元にしているらしいです。
日常生活、結婚、就職で部落を理由に拒絶し差別する。
差別する側はこんな事を考えているのでしょう。
貧乏だから学歴が低く民度も低い。
しかも犯罪者が多い。
全ての大元の理由は穢れているから。
こんなことを言われたらそりゃあ怒りますよ。
根拠の無い言いがかりです。
そもそも穢れているから、というのが分かりません。
そりゃあ獣肉を食べるのは野蛮人、という時代ならともかく
教義上の理由やベジタリアンなどの趣味嗜好を考えても
今の日本で肉を食べない人は殆ど居ないでしょう。
肉は食べるけど殺すなんてもってのほかだ!という人は
グリーンピースにでも入るべきです。
貧乏、低学歴な人は世の中にたくさん居ますし、
民度が低くて犯罪者な人もごまんと居ます。
それに犯罪者が出たからといって
そのコミュニティ全体を否定するのはゲーム脳、
と以前のエントリーに書きましたね。
部落差別なんて考えるまでもなく馬鹿らしい話です。
そもそも差別する理由が存在しないのですから。
そう、存在しないんです。
次回「差別者と被差別者」
前回の予告と若干違ってごめん。
このエントリーが40日の間に若干結論が違ってきちゃってごめん。
もう何もかもごめん。